新宿区内の移動は徒歩&バスの活用がオススメ

新宿区(東側)に住み始めてかれこれ7年になる。交通の便もよく飲食店も選択肢が沢山あり不自由を感じることは少ないが、唯一の課題それは南北の鉄道網がイマイチなこと。

例えば、牛込柳町駅の界隈から新宿御苑前駅へ行きたいとする。直線距離では約2kmほど、電車があれば都内では2〜3駅という感覚だが、実際に電車で向かうとなると以下のように遠回りしなければならない。

牛込柳町駅
↓(3駅)
新宿西口駅から新宿駅へのりかえ
↓(2駅)
新宿御苑前駅

所用時間は約20分、都営地下鉄と東京メトロは共通運賃ではないため、運賃は276円(交通系ICカード利用の場合)かかる。牛込柳町駅は出入口によりますがらホームまで辿り着くのに上下・水平移動になかなか骨が折れる。電車を使うにあたってはこの時間も加味しなければならない。

また、新宿西口駅から丸ノ内線の新宿駅も構内で接続はされているものの、が乗り換えがしやすいとは言えず電車で移動するとなると距離の割に手間がかかる。

この場合、都営バス(白61)に乗ると以下のように上下移動と乗り換えなしでほぼ同じルートを移動できる。

牛込柳町駅前
↓(6停)
花園町

花園町は新宿御苑前駅から徒歩5分ほどに位置しているため、バスを降りたら道路を水平移動するだけ。所用時間は約20分で電車と同等だが、都バスのみなので運賃は210円(交通系ICカード利用の場合)で済み、地上と地下の上下移動は全くない。

バスは交通事情に左右されるのと屋外を歩くため、急いでいる時や悪天候で足元が悪い時ははオススメできないが、そうでなければバスを使った方が合理的な判断である。

東京に住み働いていると電車が便利な反面、移動にあたってはどうしても電車と駅を起点に物事を考えがち。電車という移動手段と駅を起点とした考え方へのこだわりを捨てれば、新宿区内の移動はもっと便利になる。

電車ではなくバスを使うことはできないのか、必ずしも最寄り駅にこだわらず第2の最寄り駅x徒歩でより効率的なルートはないのかと発想を変えることで、時間とお金も節約でき一石二鳥である。ルート、運賃、所要時間、労力を計算・分析することで頭の体操や気分転換にもなる。

部屋探しをする時もこの発想を使う事で、自分にとってよりよい条件の物件が見つかる可能性が高まる。新宿区を移動する時は電車だけでなく、徒歩&バスもうまく活用してみてほしい。他にも同じようなパターンがありますが、改めて別の記事で取り上げたい。

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