新宿区に単身で住む場合の最寄駅家賃相場ランキング

もし新宿区に住む場合に、その最寄駅でなるであろう駅とその家賃相場をリストアップしてみた。新宿区の住まいの最寄駅が必ずしも新宿区内にあるとは限らないため、新宿区ではない駅も含んでいる。データはLIFULL HOME’Sの「ワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建ての相場表」2023年4月時点のデータを参照

順位駅名家賃相場
1新宿13.9
2千駄ケ谷12.07
3市ケ谷12.05
4西新宿11.99
5新宿三丁目11.82
6信濃町11.81
7新宿御苑前11.48
8飯田橋11.46
9四谷三丁目11.35
10神楽坂11.15
11四ツ谷11.02
12牛込神楽坂11.01
13東新宿10.97
14江戸川橋10.86
15早稲田10.83
16曙橋10.8
17都庁前10.54
18新宿西口10.53
19若松河田10.51
20西新宿五丁目10.45
21牛込柳町10.38
22早稲田10.23
23大久保10.06
24中野坂上9.84
25学習院下9.76
26高田馬場9.74
27初台9.69
28目白9.66
29面影橋9.6
30西武新宿9.32
31新大久保9.21
32新井薬師前8.92
33東中野8.87
34西早稲田8.64
35下落合8.29
36落合8.22
37落合南長崎8.02
38中井7.73
39東長崎7.67
  • 新宿区内で最も利便性が高いであろう新宿駅が最も家賃相場が高いが、駅周辺は商業地域のため居住用物件は多くはないと考えられる
  • 本数も多く都心かつ他の都心直結の東京メトロ丸ノ内線の駅(西新宿駅〜四ツ谷駅)と、千代田区、渋谷区に住む場合の最寄駅にもなりうるJR中央線の駅(千駄ヶ谷駅〜飯田橋駅)は上位にランクイン
  • 複数路線の交差するターミナルに隣接して徒歩10分程度の単独駅(西新宿駅 4位、信濃町駅 6位、新宿御苑前駅 7位、四谷三丁目駅 9位、神楽坂駅 10位、牛込神楽坂駅 12位、東新宿駅 13位 など)は上位の傾向が見られる
  • 新宿区内を横断する地下鉄で比較すると、東京メトロ丸ノ内線に比べて都心を外れている東京メトロ東西線、都営大江戸線は家賃相場が低い傾向が見られる
  • JR山手線ではあるが目白駅〜新大久保駅は他路線の駅と比べて家賃相場が低い傾向が見られる
  • 山手線の内側に目を向けると、東京メトロ副都心線の西早稲田駅は34位と意外と低い
  • 落合を中心とした区北西部の駅と、中野区、豊島区に住む場合の最寄駅にもなりうる中野坂上駅や東長崎駅は家賃相場が低い傾向が見られる

東京は鉄道網が発達しており、特に都心部ほど鉄道がその場所のアイコンや価値観の主軸になっているように思えることが多い。いかに複数の鉄道路線を使い分け目的地へ短時間かつ簡単にアクセスできるか、というニーズや価値観は簡単になくなることはないであろう。

一方でコロナ禍以降で注目された働き方・考え方の変化においては鉄道に基づいた場所の価値は相対的に低くなり、よりよい住居の質や近隣環境を求める考え方を持つ人は以前より多い可能性がある。

駅前のように利便性が高く人がたくさん集まるエリアは、それに比例して混雑や騒音といったトラブルに遭遇する確率も高くなる。また建物の過密さが増すことで日当たりが悪い、隣接する建物との距離が極限まで詰まっていることも珍しくない。テレワーク等で通勤がない、または少ない人はあえて便利な駅周辺を避けるのも悪い選択ではないだろうか。

データから見ると、どうしても山手線の内側に住みたいのであれば高田馬場〜新大久保〜西早稲田駅周辺のエリアを選んだり、東京メトロ東西線や都営大江戸線の単独駅を選ぶとコスパがよい物件に出会えるかもしれない。駅によっては駅前の店は物足りなさを感じるかもしれないが、公園、図書館、区のスポーツセンターなどが充実している。

新宿区内は徒歩10分圏内であれば最寄駅以外の駅があることも珍しくないため、そのような場所であれば最寄駅にとらわれる必要はなくなる。新宿駅に隣接する駅であれば新宿駅まで散歩がてら買い物に行くことも気分転換になって楽しい。コスパよく新宿区で暮らせる人が一人でも増えてくれるとうれしい。


参考資料

LIFULL HOME’S 家賃相場「ワンルーム・1K・1DK/マンション・アパート・一戸建ての相場表」(2023年4月時点)
https://www.homes.co.jp/chintai/price/

新宿区内にミスタードーナツは何店舗あるのか?

※2023年4月現在の情報

子供の頃には今のようにコンビニで本格的なドーナツを買えることはなかったように記憶している。ドーナツとして真っ先に思い浮かぶのはやはり、親や親戚が買ってきてくれたり少し遅い時間に連れていってくれるミスタードーナツ(以下 ミスド)である。

オールドファッション、チョコファッション、ココナツチョコレート、ゴールドチョコレート、エンゼルフレンチといった定番・不変のメニューは口にふくんだ瞬間に子供の頃の記憶が呼び起こされる。

時は流れ、大人になってからミスドへ行く機会はめっきり減ってしまっていた。理由をうまく説明することができないが、ドーナツより目新しくておいしいお菓子に目を奪われてきたのかもしれないし、健康意識の高まりにより油+炭水化物というイメージのドーナツを無意識に遠ざけてきた結果なのかもしれない。

勝間和代の YouTube で熱く語られるミスドが子供の頃の記憶を目覚めさせた。アラフォーを迎えた今、気取ったお菓子やおしゃれな有名店のケーキよりもミスタードーナツがアツいのだ。まとめ買いをしてもリーズナブルなお値段のため、子供の頃とは違って相応の経済力を身につけたという自尊心をも高めてくれる。

街中を歩きながら小腹が空いた時にピッタリの手軽さとボリューム、5〜6個大人買いしても1000円を超えるか超えないかの普段使いが苦にならないお値段、そして店内ではコーヒーとカフェオレがおかわり自由というコスパの高さ。店内でドーナツだけサクッと食べたい時もお水を提供してくれるのもうれしい。

新宿区内に住んでいて普段の行動範囲も新宿区ということが多いため、どの駅にミスドがあるのかないのか、ある場合はどれだけの数があるのか知りたくなり調べてみた。

新宿区内のミスタードーナツの店舗数は合計2店舗

新宿三丁目駅、西武新宿駅 (1)

新宿靖国通りショップ

高田馬場駅 (1)

高田馬場戸山口ショップ

意外と少ないのが残念。四ツ谷や市ヶ谷界隈に1店舗でもいいから追加オープンしてくれるとうれしい。

参考資料

ミスタードーナツ「ショップ検索」
https://md.mapion.co.jp/b/misterdonut/

花園町:新宿区の旧町名

新宿御苑の大木戸門から靖国通りへ伸びる新宿御苑前本通りを歩いていたところ、花園通りとの交点「花園小学校東」交差点の角に建つ大塚ビル。その壁面をふいに見上げると現在に残る花園町を発見することができる。

officee によると大塚ビルの竣工は1967年である。新宿区のウェブサイト「新宿区の住居表示実施状況」によると住居表示が実施され三光町が新宿1丁目になったのは昭和48年(1975年)である。